ユーコーコミュニティー秦野支店の山中です。
最近の外壁塗装では、機能性がある塗料で塗装を希望する人が増えてきています。
中でも人気が高かった塗料が「光触媒塗料」です。
光触媒塗料で外壁塗装工事をすることで、外壁に汚れが付きにくくなって美観を維持することができるんです。
今回の記事では、光触媒塗料で外壁が汚れにくくなる仕組みをユーコーコミュニティー秦野支店が解説していきます!
光触媒塗料が気になっている人は、参考にしてみてください。
光触媒塗料で外壁が汚れにくくなる仕組みとは?
光触媒塗料とは、セルフクリーニング機能付きの塗料のことを指します。
太陽光で塗料に含まれている二酸化チタンが活性酸素を作り、外壁に付着した汚れを分解してくれる仕組みです。
分解された汚れは雨水が洗い流すため、自分で外壁掃除をしなくても美観を保つことができます。
光触媒塗料のメリットとは?
・汚れにくい
光触媒塗料の一番のメリットは、外壁が汚れにくいことです。
太陽光で外壁に付着した汚れを分解し、雨水が汚れを洗い流してくれます。
外壁の美観を維持したい人にもぴったりです。
・耐久性が高い
光触媒シリコン塗料は、15~20年持ちます。
グレードが高いフッ素塗料と同じくらい耐久性があるため、メンテナンスの手間と費用を抑えることが可能です。
メンテナンスの頻度を抑えたい方にもおすすめですよ。
・空気洗浄できる
光触媒塗料には空気洗浄効果を持つ塗料があります。
大気中から窒素酸化物を除去してくれるので、空気の浄化をしたい人にも人気があります。
光触媒塗料のデメリットとは?
光触媒塗料は、様々なメリットがありますが、実は注意しなければいけない点もいくつかあります。
デメリットとなる部分を詳しく見ていきましょう。
・効果が出にくい場合もある
光触媒塗料は、太陽光や雨が当たりにくい環境では、その効果を発揮しにくいです。
日が当たりにくい家や家の周りに高い建物が多い環境では、効果を得にくいので注意しなければなりません。
塗料を選ぶ時には周囲の状況を確認することを忘れないようにしましょう。
・全ての汚れが落ちるわけではない
光触媒塗料は、汚れを分解して雨水で汚れを洗い流す効果がありますが、全ての汚れを洗い流せるわけではありません。
砂やサビなどの汚れは落とすことができないので、そこは理解しておきましょう。
また、鳥の糞などが付着した場合などの大きな汚れも落ちにくいです。
・ひび割れしやすい
光触媒塗料は、他の塗料よりも固くなりやすい性質を持っているため、地震などによって塗膜がひび割れしやすいです。
外壁材によっては、相性が悪いこともあります。
・施工費用が高い
光触媒塗料は、シリコン塗料よりも1.5~2倍高いこともデメリットです。
そのため、自宅の周辺環境を良く考えて選ぶことが大切でしょう。
・施工実績のある業者に依頼をする必要性
光触媒塗料はサラサラしていて塗りにくい塗料のため、施工したことのない職人が塗装工事を行うと、品質が損なわれてしまう可能性があります。
高品質な塗装工事をしたいのであれば、施工実績がある業者に依頼するようにしましょう。
・選べる色やツヤが少ない
光触媒塗料は、太陽の光に反応することで効果を発揮するため、淡い色が多く、選べる色が少ないです。
メーカーによっては、濃い色を扱っていません。
また、ツヤ感を選べない塗料もあるため、見た目にこだわりたい人は注意が必要でしょう。
・大手メーカーで販売されていない
光触媒塗料は、大手メーカーで販売されていません。
つまり、あえて販売されていない塗料ということを頭に入れておかなければいけません。
光触媒塗料を検討するなら…
もし、光触媒塗料を検討するなら、似たような機能性があってデメリットも少ない「ラジカル制御塗料」を選ぶことをユーコーコミュニティーはおすすめします。
ラジカル制御塗料は、外壁に汚れが付きにくくなる塗料ですが、費用も一般的なシリコン塗料とほとんど変わりません。
そのため、耐久性が高くコストパフォーマンスに優れています。
外壁や塗膜が劣化することを防いでくれる効果のほかに防藻・防カビ効果もあるので、機能性としても十分です。
ラジカル制御塗料なら大手メーカーも製造しているので、安心して施工できるでしょう。
ラジカル制御塗料は、12~15年ほど持つと言われていますよ。
・日本ペイント 【パーフェクトトップ】
・関西ペイント 【アレスダイナミックTOP】
・エスケー化研 【エスケープレミアムシリコン】
などがあるため、費用や機能性を比較して選んでみてくださいね。
上記のラジカル制御塗料は、ユーコーコミュニティーがおすすめする塗料となっていますよ。
光触媒塗料は、耐久性が高く汚れにくい塗料です。
しかし、デメリットが多くあることから、最近ではラジカル制御塗料の方が人気が高まっています。
ラジカル制御塗料ならシリコン塗料と変わらない費用で施工できるので、参考にしてみてくださいね!