ユーコーコミュニティー秦野支店の山中です。
外壁塗装をする際に、どの塗料を使うか選択します。
その時に、知名度が高いメーカーの塗料を使用することもあれば、オリジナル塗料を使用する場合もあります。
知名度が高いメーカーの塗料であれば、施工実績もあるのでどんなイメージになるか調べるとすぐに出てくることが多いです。
しかしオリジナル塗料はそうでないケースも少なくありません。
今回は、そんなオリジナル塗料についてユーコーコミュニティー秦野支店が解説していくことにしましょう。
オリジナル塗料ってどんな塗料？
はじめに、オリジナル塗料とはどのような塗料なのか見ていくことにします。
外壁塗装工事で使用されるオリジナル塗料は、OEM商品とラベルを無断で張り替えている商品の2つに分けることができます。
OEM商品というのは、メーカーに委託して製品化したものです。
オリジナル塗料と謳っていたとしても、外壁塗装業者が作っているわけではないということになります。
外壁塗装で使う塗料を作るのは多額のコストが必要になるため、外壁塗装業者では製造することが難しいため、OEM商品を使用しているケースが多く見られます。
また悪質な業者になると、ラベルを無断で張り替えている商品を使っているケースもあるので注意が必要です。
オリジナル塗料だと言われると良さそうに聞こえますが、悪質な業者の場合は安価な塗料のラベルを張り替え、高い価格を設定している場合もあります。
そうなってしまうと、費用対効果を感じることができなくなってしまいます。
実際に、価格に見合うような耐用年数ではない塗料を使われてしまう可能性もないとは言い切れないため、オリジナル塗料を使っている業者に依頼する場合は慎重に考えた方が良いと言えるでしょう。
オリジナル塗料のメリット・デメリット
オリジナル塗料が質のいいものであるケースももちろんあります。
そのため、一概にオリジナル塗料＝使ってはいけないと思い込まないようにしてください。
続いては、そんなオリジナル塗料を使って外壁塗装工事を行うメリットとデメリットについてみていくことにしましょう。
・メリット
オリジナル塗料は、大手メーカーが手掛けている塗料を比べてみるとコストを抑えながら外壁塗装を行うことができます。
外壁塗装工事自体はかなりお金がかかってしまうため、コストを抑えられるのは大きなメリットだと感じる人が多いはずです。
ただし、ここで気を付けたいのは、大手メーカーが手掛けている塗料と比べてみると性能が劣ってしまう可能性があるという点です。
つまり、値段と性能のバランスが良く、手ごろな価格で工事ができる塗料だと理解した上でオリジナル塗料を使うことによって、メリットが得られると言えます。
それを理解しておかなければ、コストを抑えられるという大きなメリットを実感しにくくなってしまうでしょう。
・デメリット
メリットがあるということは、デメリットもあるということになります。
耐用年数や効果に関して信頼することが難しい、適正な価格か判断することが難しい、施工している実績が少ないといった点がデメリットとして挙げられるとユーコーコミュニティーでは考えています。
外壁塗装業者は、自社の塗料を使ってもらいたいと思うため、耐用年数や効果について良い説明をしてくるものです。
確かに説明してもらっただけの耐用年数があり、効果が実感できる可能性がゼロとは言えません。
しかし、オリジナル塗料だとその塗料に関する情報を調べにくいため、カタログなどを見せてもらえない場合は、できるだけ使わない方が良いとも言えます。
また、価格に関しても、適正か判断することが難しくなってしまいます。
メーカーが手掛けている塗料の場合は、材工価格（塗料の価格に人件費などをプラスした価格）をメーカーが設定し、ホームページなどに記載しているのです。
そのため、外壁塗装業者が提示した価格が適正か見極められますが、オリジナル塗料ではそれができないので適正な価格か判断しにくくなっています。
施工している実績が少ないという点も、オリジナル塗料ならではのデメリットだと言えます。
大手メーカーの塗料は全国的にも使われることが多いため、トラブルやクレームに関する情報がインターネット上などに出てきやすいです。
それに対してオリジナル塗料だと、母数となる施工実績がそもそも少ないため、どのような塗料なのか把握しにくくなっているケースもゼロではないのです。
そのため、オリジナル塗料ではなく、大手メーカーが手掛けている塗料を利用した方が良いと考えることができます。
オリジナル塗料は、全てが悪いものだとは言い切れません。
納得できる外壁粗糖工事をしてもらうためには、オリジナル塗料とメーカー塗料の双方から適切な塗料を選び、施工してくれる業者を探すことが重要になります。
ユーコーコミュニティーでは、外壁塗装工事をする際の塗料選びからしっかりと話し合いを行い、適切な塗料を選択できるような体制を整えています。