ユーコーコミュニティー秦野支店の坂本です。
サイディングには、縦張りサイディングと横張りサイディングの2つの方法があります。
窯業系サイディングの場合は、横張りをすることが多いですが、金属系サイディングの場合は、縦張りをすることが多いです。
なぜ、このように素材によって張り方が異なるのでしょうか?
今回の記事では、ユーコーコミュニティー秦野支店が縦張りサイディングと横張りサイディングの特徴を解説していきます。
縦張りサイディングと横張りサイディングの違いとは?
近年、縦張りも横張りもできる兼用サイディングが販売されていますが、縦張りと横張りではどのような違いがあるのでしょうか?
違いを詳しく見ていきましょう。
・性能
縦張りの際は、下地材である胴縁を縦に付けますが、横張りの際は、胴縁を横に付けます。
胴縁には、サイディングを固定する役割と通気層を成形する2つの役割を持っています。
この胴縁があることで、断熱性や耐久性が高くなり、雨漏り被害を抑えることができるのです。
横張りサイディングよりも、縦張りサイディングの方が、通気性が高いことから下地が腐食しにくく、雨漏りも起きにくいという強みを持っています。
・価格
横張りサイディングは、1人で施工することができるため、人件費を抑えての工事が可能です。
しかし、縦張りサイディングは1人では施工できないため、横張りするよりも工事費がどうしても高くなってしまいます。
・デザイン
横張りサイディングは、現在最も普及している施工方法なので、デザインの数が豊富で、自分好みのデザインを見つけやすいです。
しかし、縦張りサイディングはデザインの数が少なく、シンプルなものばかりなので、スパン系と呼ばれているデザインを選ぶ方が多く、人によっては無機質で工場のような雰囲気に感じてしまうかもしれません。
・メンテナンス費用
横張りサイディングは、縦張りサイディングよりも継ぎ目が多く、目地のコーキングの打ち増しなどのメンテナンス費用がかかりやすいです。
一方、縦張サイディングは目地が少ないため、メンテナンス費用やメンテナンスの手間を減らすことができます。
また、継ぎ目が少ないので、見た目をすっきりさせることもできますよ。
シーン別!サイディングの施工方法の選び方
縦張りサイディングと横張りサイディングでは、性能・価格・デザイン・メンテナンス費用で違いがあることを紹介しました。
では、どちらを選ぶのが得策なのでしょうか?
シーン別におすすめの施工方法をまとめてみました。
・デザインを重視したい
豊富なデザインから自分好みのものを選びたい場合には、横張りサイディングがユーコーコミュニティーおすすめです。
縦張りよりも圧倒的にデザインの数が多いので、自分好みのデザインがきっと見つかるはず。
・性能を重視したい
通気性や雨漏りしにくさといった性能を重視したい場合には、縦張サイディングがおすすめ。
通気がスムーズに行われるので、通気性が高く、下地材が腐食しにくいです。
目地も少なく、シーリングの劣化が少ないことから、雨漏りも横張りサイディングより発生しにくいです。
・価格を重視したい
施工費用を重視するのであれば、一般的に普及している横張りサイディングを選びましょう。
1人でも施工ができるので、人件費がかからず、その分お得に工事ができます。
縦張サイディングだと、人件費がかかってその分工事費用が上がってしまうので、安く工事がしたいなら横張りサイディングがおすすめです。
・メンテナンスの手間や費用を抑えたい
メンテナンスの手間や費用を抑えたいのであれば、縦張りサイディングがおすすめです。
目地が少なく、不具合が発生しにくいため、メンテナンスの手間や費用を抑えることもできます。
窯業系サイディングは7~10年に1度目地のメンテナンスが必要になるので、少しでもメンテナンスの費用を抑えたい方は縦張りサイディングが良いでしょう。
ユーコーコミュニティーではオンライン相談受付中
ユーコーコミュニティー秦野支店では、現在オンライン相談を受け付けています。
外壁・屋根の塗装工事でお悩みの際はお気軽にユーコーコミュニティーまでお問合せください。
外出せずに自宅からスマートフォン・パソコン・タブレットから気軽に相談できますよ。
https://www.yuko-community.co.jp/online/
詳しくはこちらをご覧くださいね。
縦張りサイディング、横張りサイディングの違いは、性能・価格・デザイン・メンテナンス性が大きな違いです。
どちらにするかを選ぶ時には、何を重視したいのかによって決めるのがユーコーコミュニティーのおすすめですよ。
また、場合によっては施工方法を選べないこともあるので、業者の方と相談して外壁材選びをしてみてくださいね。