ユーコーコミュニティー秦野支店の桑野です。
屋根塗装をするなら、遮熱効果のある塗料を使いたいと思っている方も多いことでしょう。
機能性塗料の効果に加えて、色選びを工夫するとさらに効果が高まると聞いたことはありませんか？
塗料の色選びで、濃い色を選ぶよりも白色を選ぶのがいいという説もありますが、屋根を白色にするのは結構勇気が必要ですよね。
確かに、黒っぽい色よりも、白色の方が遮熱効果が高いので室温の上昇も抑えることができるでしょう。
工場などでは、白色の屋根を見かけることはあっても、一般住宅ではあまり見かけません。
そこで今回は、ユーコーコミュニティー秦野支店が白色の屋根のメリット・デメリットや遮熱効果をより高めるためのコツについて紹介します。
白色を選ぶメリットとデメリット
・メリット
様々な色がありますが、白色は最も遮熱効果の高い色となっています。
色が白ければ白いほど太陽光の反射率も高く、室温の上昇を防ぐことができます。
日当たりの良い家は、日差しによって気温が上がりやすいので、白色の屋根にすると効果を実感しやすいでしょう。
・デメリット
白色は、汚れが目立ちやすいです。
屋根に限ったことではありませんが、付着する汚れの多くが黒色や茶色です。
屋根は、汚れが目立つからと言って頻繁に洗ったり塗装をしたりすることはできません。
費用面の問題からも、メンテナンスは10年に1回程度のため、汚れが気になっても我慢することになってしまいます。
屋根の勾配が緩やかな場合や、周囲から屋根が見えにくい場合には、さほど気にならないので汚れも気になりづらいでしょう。
また、白色の屋根を取り入れている住宅、それほど多くないため、目立ってしまうことが懸念されます。
日本では、その国民性から日、ダーク系の色を好む傾向にあります。
瓦屋根も黒っぽい色は多いので、その中で白色の屋根というのはかなり目立ってしまうかもしれません。
周辺に明るい色の屋根がない場合には、避けたほうがいいでしょう。
他にも、自治体によって景観法の中で色の使用制限が定められている可能性もあるので、事前に確認すると良いでしょう。
デメリットを解消するための工夫とは？
白色は遮熱効果が高いですが、目立つ心配がありなかなか決心がつかないという方も多いです。
そういいった心配を解消するための工夫を紹介していきましょう。
・大屋根と下屋根の色を変える
一番の上にある屋根が「大屋根」、1階と2階の間に設置する屋根を「下屋根」と言います。
大屋根は高いところにあるので周りから見えにくいですが、下屋根は低い位置にあるため周囲から見えやすい位置にあります。
大屋根のように周囲から見えにくい部分だけを白色にして、下屋根は、周囲に合わせてダーク系の色にするというのも一つの方法です。
日光が多く当たるのは、大屋根なのでその部分を遮光性の高い色に変えることで、効率よく効果を得ることができるでしょう。
・白色ではなくグレーにする
遮熱効果が最も高いのは白色ですが、抵抗を感じるのであればグレー系の色にするのがおすすめです。
遮熱塗料の遮熱効果は、白色のみの効果ではなくグレー系でも効果を得ることができます。
ダーク系の屋根でも、一般的な塗料よりも確実に効果は得られます。
また、グレー系の色にすることで汚れが目立ちにくくなるというメリットもあります。
遮熱効果をより高めるためのコツ
十分な遮熱効果を得るために、業者にしてほしいことがあります。
より良い工事をしてもらうためにも、これから紹介するポイントを業者がしてくれるかどうか確認してみてください。
・作業報告を毎日してくれる
納得のいく屋根塗装にするためには、必要な作業工程をきちんと行う必要があります。
作業の進捗度は、屋根の上ということもあり自分で確認するのが難しいため、日々の作業状況を報告してもらいましょう。
作業日誌や写真、工程看板などを使って報告してもらうと分かりやすいですよ。
報告をしてもらうことで、工程を省くなどのトラブルも防ぐことができます。
・塗料使用量の記録をもらう
遮熱塗料の効果を十分に得るためには、適正な使用量を守ることが大切です。
使用量が少ない場合には効果は弱くなりますし、多すぎてしまうと仕上がりが悪くなります。
しかし、塗料は薄めすぎてしまっても色に影響が出ないので、見た目だけで判断することが難しいです。
そこで、きちんと作業が行われているかを判断するのに必要なのが、塗料の使用量なのです。
塗料記録シートなどに使用量を記載してもらい、適正な量が使用されているかチェックしましょう。
いかがでしたか？
白い屋根のメリットやデメリットをご理解いただけたのではないでしょうか。
より快適に過ごすためには、屋根の色や遮熱塗料の使用にこだわってみるのもおすすめです。
ユーコーコミュニティー秦野支店には、カラーシミュレーションで外壁の色との相性をチェックすることも可能です。
お気軽にご相談ください。
