セメント瓦に適した塗料って?

ユーコーコミュニティー秦野支店の山中です。
セメント瓦は耐久性が高い屋根材ですが、塗装の時期がきたら屋根塗装をして防水しなければいけません。
セメント瓦を塗装する際は、セメント瓦に合う塗料を使う必要があります。
見積もりを取っても、業者によって塗料が様々なため比較ができないと悩みを抱えている方もいるでしょう。
そこで今回の記事では、ユーコーコミュニティー秦野支店がセメント瓦に合う塗料の選び方を伝授します。

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セメント瓦に合う塗料の選び方とは?

セメント瓦に合う塗料かどうかは、以下の2つの手順で確認することができます。
合わない塗料を選んでしまうと、施工不良になってしまうので、必ず仕様を守って塗料を選んでくださいね。

①塗料のカタログを確認する
塗料カタログには、適正下地や用途などが詳しく記載されています。
屋根の塗料カタログの仕様書のページに、「セメント瓦」が用途として使えるかを確認して、記載されていない場合は、その塗料を選ぶのは避けてください。
施工不良を起こしてしまう可能性が高く、せっかく屋根塗装を行っても十分な効果を得ることができません。

②塗料の耐用年数を確認する
屋根の塗料には、5つのグレードがあります。
グレードが低い順番から、アクリル、ウレタン、シリコン、フッ素、無機塗料です。
グレードが高い塗料ほど、価格も耐用年数も上がります。
セメント瓦は、耐久性が高い屋根材なので、安い塗料で十分では?と思う方が多いかもしれませんね。
しかし、安い塗料は耐用年数が短いため、また数年後に屋根塗装をしなければいけなくなり、人件費や足場代、塗装代が必要になってしまいます。
メンテナンスの回数が増えるとトータルで必要な工事費用は高くなってしまうため、ユーコーコミュニティーはおすすめしていません。
シリコン以上のグレードの塗料を選ぶことで、耐用年数が長くなり、結果的に工事費用を抑えることができます。
屋根の色をこまめに変えたいのであれば、アクリルやウレタン塗料で十分だと思いますが、長持ちさせたいのであればグレードが良い塗料を選んでくださいね。

・初期費用もメンテナンス費用も抑えたい
初期費用もメンテナンス費用もどちらも抑えたいという方は、シリコン塗料がおすすめです。

・15~20年持たせたい
少しでもメンテナンスの手間を抑えて15~20年持たせたいという方は、フッ素塗料がおすすめです。

・トータルコストを安くしてメンテナンスの手間をなくしたい
トータルでかかる費用を安くしたい人や、メンテナンスの手間をなくしたい方は、無機塗料がおすすめです。
およそ、シリコン塗料のメンテナンス1回分の費用を抑えることができますよ。

セメント瓦にぴったりのおすすめ塗料

ユーコーコミュニティーがおすすめするセメント瓦にぴったりの塗料をいくつか紹介しましょう。
塗料選びで悩んでいる方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。

・水谷ペイント ルーフピアニ
水谷ペイントのルーフピアニには、世界初となる「System M」という技術が用いられています。
水性塗料は通常、油性塗料よりも耐久性が劣るのですが、こちらの塗料は油性塗料同様の耐久性を誇っています。
また、防藻・防カビ効果があるので、美観を長持ちさせることが可能です。
水性塗料なので、シンナーを使わず環境にも易しい塗料ですよ。

・ロックペイント ロック水性プロテクトルーフ
ロックペイントのロック水性プロテクトルーフは、屋根の色にこだわりたい方におすすめの塗料です。
全27色のカラー展開となっているため、外壁の色に合わせて屋根の色を選ぶことができるでしょう。
こちらも水性塗料なので、シンナーの臭いに悩まされることはありませんよ。

・大同塗料 ハイルーフマイルドフッ素
セメント瓦を長く持たせたい方んは、大同塗料のハイルーフマイルドフッ素がおすすめです。
超耐候性の油性のフッ素塗料なので、15~20年の耐用年数があります。
通常、屋根塗装をする際は3回塗りが必須ですが、こちらの塗料は2度塗りで済みます。
そのため、1回分の塗料代や人件費を浮かせることが可能です。
長く屋根を持たせて、お得に工事をしたい人はこちらの塗料を選んでみてくださいね。

屋根塗装工事は業者選びも大切!

セメント瓦は、今では販売や製造がされていない屋根材です。
そのため、既存の屋根を長く持たせなければいけません。
セメント瓦を長持ちさせるには、業者選びも大切です。
しっかりと自宅の屋根の状態を点検した上で見積書を発行してくれる業者に依頼してくださいね。
また、塗料のカタログの仕様書をきちんと守って仕事をしてくれるかどうかも重要。
仕様を守らないと、不具合が発生するかもしれません。
きちんと塗料の使用量などを記録に残して仕様を守ってくれる業者に依頼しましょう。

 

セメント瓦を塗装する際は、塗料のカタログの用途項目に「セメント瓦」が記載されているかを確認してください。
長く持たせるためには、シリコン塗料以上のグレードのものを選ぶのがおすすめですよ。

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