ユーコーコミュニティー秦野支店の坂本です。
皆さんの外壁には、小さくて細かいひび割れはありませんか？
そのひび割れは、ヘアークラックと言われる外壁の劣化症状かもしれません。
ヘアークラックがあると、外壁の割れや内部の腐敗だけでなくシロアリや雨漏りなど家屋全体に影響を及ぼします。
そのためヘアークラックを見つけた時は、早めの対策が必要です。
今回は、ヘアークラックが起きる原因と対策方法をご紹介します。
ぜひ参考にして、お家を守っていきましょう！
ヘアークラックが起こる原因とは？
ヘアークラックとは幅が0.3mm、深さが4mm以下の細かいひびのことで、髪の毛と同じくらいの細さということでそう呼ばれるようになりました。
外壁劣化の中でも初期に現れる症状で、緊急性はありません。
しかし、放置しておくと大きなひび割れになって多額の修繕費用が必要になる可能性があります。
そのためヘアークラックを見つけたら、外壁メンテナンスの目安として捉えましょう。
ところで、ヘアークラックは何が原因で起こるのでしょうか？
・経年劣化
ヘアークラックが起こる原因の中で、最も多いのが経年劣化です。
毎日浴びる紫外線のダメージで、外壁塗料の油分が蒸発して水分が入りこむようになります。
外壁が雨を吸って乾くを繰り返すと同時に外壁も膨張と収縮を繰り返して、外壁に負荷が掛かり細かいひび割れが起きるのです。
・乾燥
乾燥によるヘアークラックは、主にモルタルやコンクリートに見られます。
塗装面が剥がれて塗料の水分が蒸発すると、モルタルやコンクリートが縮んで割れてしまいますが、通常の外壁と同様に修繕が可能です。
・地震
地震の揺れによって外壁に歪みが生じ、その歪みのせいでヘアークラックになります。
地震の揺れが原因の場合は横に延びることが多く、横に延びたヘアークラックは縦の場合よりも雨水を受け止めやすくなるので、広がりも早いのが特徴です。
クラックを補修するためにはいくら必要？
クラックの補修方法は、主にコーキング補修と外壁塗装の2つに分けられます。
コーキングでひび割れを埋めていくコーキング補修は、手早く自分でもできるのが大きな特徴です。
一方外壁塗装は、外壁に塗料を塗って細かいひび割れを埋めていくので業者に依頼しなければなりません。
しかしその分、仕上がりはきれいです。
ユーコーコミュニティー秦野支店では、外壁塗装での補修をおすすめしています。
・コーキング補修 1～5万円
・外壁塗装工事 70～165万円（塗料による）
塗装工事で対策を！
ヘアークラックを起こさないようにするには、定期的に外壁のメンテナンスをして外壁塗装を施しましょう。
定期的にメンテナンスをしておくと、ヘアークラックがあっても早めの工事で見た目がきれいなまま補修できます。
また、塗装工事を行うことで、家の防水機能が再度復元して耐久性も上がり一石二鳥です。
ヘアークラックが大きくなりすぎると、下塗りだけではクラック部分が埋まらないのでコーキング補修をしてから塗装をします。
そのため補修跡が目立ってしまい、きれいな外観を維持できません。
きれいな外観を保つためには、定期的なメンテナンスを行い早い段階で外壁塗装をしましょう。
ヘアークラックを見つけたら業者に頼んで点検
ヘアークラックを見つけたら、塗装業者に点検をしてもらいましょう。
塗装業者は、クラックができやすい部分を熟知しているので今できている部分の点検と同時に、できやすい部分の点検もしてくれます。
普段自分の目では見逃しがちな部分まで見てくれるので、小さな割れも見つけられます。
またヘアークラックだけでなく、劣化の症状が起きているかなども見てくれるので安心です。
外壁の点検が終わったら、外壁塗装や補修工事など今の家に必要な工事をアドバイスしてくれます。
リフォーム業者に依頼すると、別の案件を提案する業者もいるので注意が必要です。
専門業者に点検を依頼して、適切なアドバイスをもらってから外壁メンテナンスを行うか決めることをおすすめします。
ヘアークラックが起きる原因と対策方法についてご紹介してきました。
主に経年劣化で起こるヘアークラックは、早いうちの補修が必要です。
またメンテナンスをしていれば、初期の段階で補修ができます。
そのため、外壁は定期的にメンテナンスを行うと良いでしょう。
補修方法はコーキングや外壁塗装がありますが、ユーコーコミュニティー秦野支店では塗装工事をおすすめしています。
ヘアークラックも見つけた、目立っていて気になるという方はお気軽にご相談ください。
メンテナンスをしたいけど外壁に劣化症状があるか分からない、という方でもまずは一度ご連絡ください。