防水工事の種類って?種類別のメリット・デメリットを解説!

ユーコーコミュニティー秦野支店の柚木です。
ユーコーコミュニティー秦野支店では、外壁や屋根の塗装工事だけでなく、ベランダや屋上などの防水工事も行っています。
防水の層は、紫外線を浴びると徐々に劣化してしまいます。
住宅のベランダや屋上に防水工事を施すことで建物を水から守ってくれるんですよ。
そこで今回の記事では、防水工事の種類とそれぞれの特徴を紹介していきましょう。
防水工事でお悩みの方は、最後まで読んでみてくださいね。

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防水工事の主な種類4つ

ベランダや屋上などの防水工事の種類は、主に4つに分けられます。
種類によって費用や工期、耐用年数などが異なります。
そのため、施工場所に適した防水工事の方法を摂ることが大切です。

・ウレタン防水
費用相場:6,000円前後/㎡
工期:3日程度
施工場所:ベランダ・屋上
耐用年数:8~12年

・FRP防水
費用相場:7,000円前後/㎡
工期:1、2日
施工場所:新築のベランダ
耐用年数:10~12年

・シート防水
費用相場:6,000円前後/㎡
工期:3日程度
施工場所:ビルやマンションの屋上など
耐用年数:10~15年

・アスファルト防水
費用相場:7,000円前後/㎡
工期:3日程度
施工場所:規模の大きいビルやマンションの屋上など
耐用年数:15~25年

このように、適する施工場所や費用相場は種類で変わり、適した防水工事の種類を選ばなければいけません。
また、足場代や洗浄費などがかかることも覚えておきましょう。

ウレタン防水工事のメリット・デメリット

ウレタン防水工事は、液状になっている防水材を何回か重ね、塗膜の力によって防水をする方法です。
防水材が固まると伸縮性があるゴム状の防水層となります。
継ぎ目が一切なく防水工事ができるので、見た目にも綺麗で高い防水性能があるのが特徴です。
廃材費がかからず、安価に工事ができるので、一般的に需要が高い防水方法となっています。

メリット
・工期が短い
・安価
・軽量
・下地を除去する必要がない
・特殊な形状の場所にも施工できる

デメリット
・施工中は雨に弱い
・職人の腕が悪いと塗りむらがでる
・5~6年に1度、トップコートを塗り直さなければいけない

FRP防水

FRPとは、Fiber Reinforced Plasticsの略。
強度や耐久性が高いガラス繊維強化プラスチックシートを塗装して防水する方法です。
軽量で耐水性・耐食性・耐候性に強く、強靭な防水となっています。
シート防水・塗膜防水それぞれの長所を併せ持っており、複雑な形状をしているベランダにも対応することができます。

メリット
・軽量で強度がある
・固まるのが早いため、工期が短い
・見た目が綺麗に仕上がる
・重たいものを置いても耐えられる

デメリット
・紫外線に弱い
・伸縮性がないため、ひび割れしやすい
・高価
・5~6年に1度、トップコートを塗り直さなければいけない

シート防水

シート防水とは、防水シートを切り取って貼りつける工事のこと。
シートには、合成のゴム系シートと塩化ビニル系シートの2つがあります。
合成ゴム系シートよりも、塩化ビニル系シートを使用することが増えています。

①合成ゴム系シート

メリット
・安価
・工期が短い
・耐候性や伸縮性が高い
・軽度のひび割れであれば対応できる

デメリット
・複雑な形状をしている場所には不向き
・職人の腕次第で仕上がりに差がある
・塩化ビニル系シートよりも耐候性が低い
・防水層が薄く、表面が傷つきやすい

②塩化ビニル系シート

メリット
・軽量で施工しやすい
・燃えにくい
・合成ゴム系シートよりも耐久性が高い
・雨でも施工できる
・下地の状態が悪くても施工できる

デメリット
・複雑な形状をしている場所には不向き
・施工時に騒音が発生する

また、どちらのシート防水も紫外線や下地の亀裂に強いのが特徴です。
しかし、シートを床の形状に合わせて切り取って貼っていくため、継ぎ目から雨漏りしやすいのが欠点です。

アスファルト防水

液状・シート状のアスファルトを重ね、厚みのある防水層を作る方法。
防水性能が高い上に、耐用年数も15~25年と長いのが特徴です。

メリット
・耐用年数が長い
・施工すればすぐに防水できる
・防水性能が高い

デメリット
・工期が長い
・施工費が高い
・臭いがある
・施工時に火災が発生する恐れがある
・低温に弱く、動くような下地には不向き

防水工事の費用相場

一般的な30坪の家の場合で、ベランダと屋上の防水工事をした場合の洗浄費・管理費を含んだ費用相場を見てみましょう。

・木造2階建ての家のベランダ(10㎡)
ウレタン防水:10万円前後
FRP防水:12万円前後
シート防水:13万円前後
アスファルト防水:15万円前後

・軽量鉄骨造2階建ての家の屋上(面積80㎡)
ウレタン防水:50万円前後
FRP防水:60万円前後
シート防水:52万円前後
アスファルト防水:62万円前後

屋上の工事で足場代がかかる場合は、最低100万円は資金が必要だと思いましょう。

 

防水工事の種類は4種類。
種類によって特徴はそれぞれ異なります。
施工場所の形状や規模に合わせて最適な防水方法をとりましょう。
疑問点などがあれば、ユーコーコミュニティー秦野支店まで気軽にお問い合わせください。

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