ユーコーコミュニティー秦野支店の桑野です。
雨桶は、雨水や雪を家の外に流すために必要な大切な部材です。
しかし、ほとんどの雨桶は塩化ビニル製でできており、耐久性が高くありません。
物をぶつけてしまって壊れてしまうことも少なくないのです。
そこで今回は、雨桶の補修DIY方法をユーコーコミュニティー秦野支店が紹介していきましょう。
最後まで目を通して参考にしてみてくださいね。
雨桶の破損レベルをチェックしよう
雨桶の修理を行う前に、どの程度破損しているのかをしっかりと確認しましょう。
破損しているレベルによっては、DIYで修理することはできません。
雨桶が1、2箇所だけ破損している程度で、手が届く位置であれば、DIYで修理可能です。
しかし、ぶつけて破損させたわけではなく、経年劣化によって雨桶が破損している場合には修理が必要になることもあります。
また、雨桶を20年以上メンテナンスしていないのであれば、全交換を数年後にしなければいけないことも想定しましょう。
手が届かない場所に破損があり、何か所も破損しているような場合には、DIYでの修理はせずに業者に依頼してください。
高所での作業は落下の危険性が伴い、足場がないと上手に施工することができません。
雨桶の補修DIY方法3選
・コーキングで破損個所を埋める
1番簡単にDIYできる方法は、コーキングをすること。
コーキングが目立たないように補修するためには、雨桶の色に似ているコーキングの色を選ぶのがポイントです。
小さいひび・隙間がある程度の場合にのみ有効なDIY方法ですよ。
用意するもの:マスキングテープ、コーキング、ヘラ
①ひびの入った箇所をマスキングテープで囲う
②コーキングを充てん
コーキングガンがあれば、上手に充てん可能ですが、持っていなくても問題ありません。
コーキング材を押し出し、そのまま使用しましょう。
量を出し過ぎると水の流れに不具合が生じるため、コーキング材の出し過ぎには注意が必要です。
③ヘラでコーキングをならしてひびを埋める
④マスキングテープを剥がす
マスキングテープを剥がすタイミングは、充てん後すぐに剥がすか完全にコーキングが乾いてからにしましょう。
⑤完成
・テープで穴を塞ぐ
次に紹介するDIY方法は、アルミテープで穴を塞ぐ方法。
1箇所だけ穴が開いている程度の破損の場合、こちらの方法でDIYしましょう。
用意するもの:アルミテープ、タオル
①タオルで雨桶の表面に付いた汚れを拭きとる
②アルミテープを貼る
穴が隠れるようにアルミテープを上から貼ります。
テープをぐるぐる巻いて貼るのであれば、下から上に巻くことで水漏れを防げます。
③完成
見た目が気になる場合は、雨桶に似た色で塗装をすると馴染みますよ。
・一部分のみ部品を交換
手間はかかりますが、綺麗に修理したい方におすすめの方法は、一部分のみ交換する方法。
サイズや色を合わせて部品を交換することがポイントです。
用意するもの:雨桶、のこぎり、雨桶用の接着剤、伸縮式継ぎ手
①破損している部品を外す
雨桶を固定している金具を壁から外し、継ぎ手部分から抜き取ってください。
②用意した雨桶をサイズに合わせて切る
新しく用意した雨桶をのこぎりで切ります。
取り外した部品よりも、短くカットするのがコツです。
③既存の継ぎ手に用意した雨桶をはめる
既存の継ぎ手に用意した雨桶をはめたら、雨桶用の接着剤で固定をしましょう。
④既存の竪樋と新しい桶を伸縮用継ぎ手でつなぐ
既存の継ぎ手と新しい桶に接着剤を付け、既存の竪樋と新しい桶を伸縮用継ぎ手でつないでください。
⑤完成
DIYで雨桶を補修する方法を3選紹介しました。
雨桶の破損具合によって、最適なDIY方法を選びましょう。
業者に依頼する場合の費用相場
業者に雨桶の修理を依頼する場合の費用相場も見ていきましょう。
DIYで補修するのが難しい・危険な場合には、プロに依頼してくださいね。
・一部補修
一部分のみの補修であれば、1~3万円ほどが費用相場です。
外壁塗装や屋根の塗装のついでに補修をする場合は、費用を抑えて補修してくれることもあります。
・部分交換
部分交換の費用相場は、1~10万円/mです。
高所で作業をする場合には、足場代が別途かかることも。
外壁塗装など一緒に交換してもらうのであれば、既存の雨桶と同じ色で塗装をしてもらうと良いでしょう。
・全交換
雨桶を全て交換する場合の費用相場は、20~70万円ほど。
足場代が必要になるので、費用が高くなってしまいます。
外壁塗装や屋根の塗装工事のタイミングで一緒に交換をすることで、足場代を1つにまとめることができますよ。
火災保険が適用になる場合も!
台風などの自然災害が原因で雨桶が壊れてしまった場合には、火災保険が適用される場合もあります。
火災保険を適用する場合は、業者に修理の依頼をしてください。
雨桶の修理は、軽いものであれば自分で修理することができます。
しかし、高所での作業となる場合は足場が必要になるので、きちんと業者に修理をしてもらうことをユーコーコミュニティー秦野支店はおすすめしますよ。