外壁にあるコーキングとは?最適な補修時期はいつ?

ユーコーコミュニティー秦野支店で、事務を担当している桑野です。
外壁メンテナンスをする前にお家の外壁を見たら、コーキング部分が汚れていたことはありませんか?
コーキング部分が汚れているように見えているのは、もしかしたら外壁からの危機サインかもしれません。
しかし、コーキングについてよく知らないままだと、どんな方法で補修したらいいのか分からないでしょう。
そこで今回は、コーキングの役割や補修方法について詳しくご紹介します。
最適な外壁メンテナンスをするために、ぜひ参考にして知識を付けておきましょう。

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そもそもコーキングとは?

そもそもコーキングとは、外壁材同士をつなぎとめておく重要なものです。
外壁の他に、お風呂やトイレなどの水回りにも使われています。
ここでは、コーキングがどのような役割をするのか見ていきましょう。

・防水性を上げる
コーキングは外壁や窓のサッシ回りに密着させることで、雨を家の中に入れない働きがあります。
また、お風呂やトイレなどの水周りにも使うことで、防水性を上げてくれます。

・耐震性を上げる
地震で家自体が揺れてサッシや外壁が動いても、コーキングがその動きを最小限に抑えます。
コーキングが良い状態だと、緩衝材としてきちんと働いてくれるのです。

・外壁の寿命をつなぎとめる
コーキングは、外壁の寿命をつなぎとめるためにも重要で、劣化すると外壁の隙間から雨が入りこみ雨漏りの原因になります。
コーキングと外壁の隙間から雨が入りこむと、外壁材が水を吸ってサイディングが反り返ってしまう可能性もあります。
また、耐震性もなくなってしまい、家が倒壊する恐れも出てくるので、劣化してきたらすぐに補修を行いましょう。

補修のサインと補修方法は?

コーキングの役割について知っても、補修を行うべきサインが分からなければ何も始まりません。
コーキングに補修が必要なサインをきちんと知り、補修の時期になったらきちんとメンテナンスを行うことが重要です。
ここでは、コーキングに補修が必要なサインと、その補修方法についてご紹介します。

・肉痩せ
コーキングの肉痩せとは、経年劣化によって起こる症状です。
コーキングを張ったばかりの時よりも、厚みや弾力が無くなって中央にへこみができている状態を言います。
築5~6年ほどで出てくる初期症状です。
肉痩せの状態で、補修をする必要はないので安心してください。

・ひび
コーキングが肉痩せを起こした状態を放置しておくと、徐々に紫外線の劣化によりひびが入ってきます。
ひびは、築6年ほどで起きる初期症状です。
ひびの数が多い場合は、コーキングを上から補うように増し打ちを行いましょう。

・剥離
コーキングとサイディングとの接着している部分が剥がれて、隙間が空いている状態を剥離と言います。
築6年以降から出てくる症状で、剥離が起こると雨が家の内部にしみ込んでしまうため補修が必要です。
主に経年劣化が原因ですが、中には施工不良の場合もあります。
剥離が現れたら、コーキングを打ち替えなければいけません。

・破断
コーキングが真ん中から裂けている状態を破断と言います。
経年劣化で起きる症状で、早めに対処をする必要があります。
破断すると内部まで見えてしまうので、見つけた時には早めに打ち替えをしましょう。
破断は剥離と同様に築6年以降に起こりえる症状なので、よくチェックしておくと良いでしょう。

・欠落
コーキングが既に剥がれている場合は、欠落しているので早めに対処しましょう。
築7年以降に起こる症状で、主に経年劣化が原因です。
欠落しているとサイディングが剥がれてきてしまうので、早めに打ち替えをしましょう。
・黒ずみ
塗装をした後すぐに、コーキングの部分だけが黒ずんでしまう場合があります。
これは、塗装をする時に適切なコーキングを使っていない場合に起こる症状です。
補修方法は打ち替えをして、ノンブリードタイプのコーキング剤を使ってもらうと良いでしょう。

DIYでの施工がおすすめできない理由

コーキングはDIYでもできますが、DIYでの施工はユーコーコミュニティー秦野支店ではおすすめしていません。
その理由は、施工者の体に危険が伴うのとコーキングの品質が落ちてしまうからです。
また、以下のような理由が挙げられます。

・安全な足場がないので高い場所の施工ができない
2階建て、3階建て住居の場合は、安全な足場がないので高い場所の施工ができません。
はしごを使った作業では、落下する危険性があるのでおすすめできません。
外壁工事の業者でも、安全な足場を組んでから安定した環境で行います。
また手が届く範囲をDIYでコーキング補修をしても、2階のコーキングをやっていない場合は意味がありません。

・塗装メンテナンスまでの一時しのぎ
コーキングの補修が必要なほど劣化している場合は、外壁も劣化している可能性があります。
補修をしても数年で外壁メンテナンスをしなくてはいけないので、DIYを行っても意味がありません。
また、その部分だけ補修をプロにお願いしても、費用がかさむだけです。
外壁塗装と一緒にお願いすることで、費用面も抑えられます。

上記のようなリスクを冒さないためにも、コーキング補修はプロに頼みましょう。

 

コーキングの役割と補修方法について、ご紹介してきました。
コーキングは、耐震性、防水性を高めるうえで非常に重要です。
そのため、DIYでの補修ではなくプロに頼みましょう。
ユーコーコミュニティー秦野支店では、外壁メンテナンスの際にコーキングと一緒に外壁塗装も一緒に行うことをおすすめしています。
塗装メンテナンスを一緒に行うことで、費用面も抑えられるからです。
もし、塗装メンテナンス前に今のコーキングに不安があるならば、ユーコーコミュニティー秦野支店にお気軽にご相談ください。

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