タイルのメンテナンスは必要なのか?劣化症状からメンテナンス費用も紹介!

ユーコーコミュニティー秦野支店の坂本です。
タイル張りの外壁にしている方の中には、タイルのメンテナンスは必要かどうか悩んでいる人もいます。
タイルは耐久性の高い外壁材ではありますが、目地の部分やタイルを貼り付けている接着剤は年数が経つにつれて、劣化してしまいます。

今回はタイル外壁に現れる劣化症状とメンテナンス方法、費用などについてご紹介します。

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タイル外壁はメンテンナスが必要

冒頭でも言いましたがタイル外壁は、タイル自体の耐久性は高くても目地や接着剤が劣化するので、メンテナンスは必要です。
タイルは砂や石を高温で焼き固めたものなので、硬くて丈夫です。
さらに無機物なので水は吸収しにくいですし、汚れを弾く効果もあります。
しかし目地に使われているコーキングは有機物で、紫外線や雨の影響で劣化してしまいます。
タイル外壁のメンテナンスは、定期的に行うものと劣化が見つかったときに行うものの2種類に分けることができます。

・定期的に行うメンテナンス
外壁についた汚れの除去やコーキング部分の劣化に関しては、定期的にメンテナンスすることをおすすめします。

・劣化が見つかったときに行うメンテナンス
タイルの浮き、剥がれ、欠けなどの症状は放置すると危険です。
劣化もどんどん進んでいくので、見つけたときはすぐに対処することが、家を守り補修費用を抑えるポイントでもあります。
タイルの浮きや剥がれといった劣化症状は、施工方法や使用材料によって症状の現れ方も違ってきます。
1年に1度程度は、外壁チェックするのがおすすめです。

メンテナンスと費用

タイル外壁のメンテナンスは、劣化症状によって方法や費用が違います。
症状別の方法と費用相場を見ていきましょう。

・汚れ
タイル外壁は、汚れにくいことで知られていますが、年数が経つことで汚れが目立ってしまう場合もあります。
そういう時は、高圧洗浄をすることで汚れをきれいに落とすことができます。
落ちにくい汚れには、タイル専用の洗剤を使用がおすすめです。
高圧洗浄は1㎡あたり200~300円で、足場を必要とする場合1㎡あたり700~1100円が別途必要になります。

タイル外壁に多いし白い汚れは、エフロレッセンスと呼ばれるもので雨水とコンクリートの成分の化学反応によってできたものです。
この白い汚れには、専用の薬品を使用した酸洗いが効果的ですので、業者に洗浄を依頼するのがおすすめです。

・目地がひび割れている
タイルの目地に使っているコーキングの寿命は7~10年で、打ち換えや増し打ちといった補修を行います。
また、目地にモルタルを使用していて欠けがある場合にも補修が必要です。
コーキングの補修は、1mあたり700~1200円です。
モルタル場合は、1箇所あたり500~700円です。

・タイルの浮き
接着剤やタイルの貼り付けで使用したモルタルの劣化によって、タイルが浮いてくることがあります。
タイルの浮きは見た目に現れにくく自分での判断が難しいため、業者に点検をしてもらい、浮きがあった場合にはメンテナンスをしてもらいましょう。
修理費用は、モルタルが劣化している場合は、エポキシ樹脂の充てんで1か所あたり500~700円、モルタル左官では1㎡あたり1000~2000円かかります。
接着剤の劣化では1箇所あたり500~700円です。

・タイルの剥がれ
タイルの浮きが重症化してしまうとタイルが剥がれてしまします。
補修方法は、タイルが剥がれた原因によって変わりますので、業者に点検依頼をして原因を突き止めてから補修を行いましょう。
モルタルの劣化が原因の場合、左官作業が必要なので1㎡あたり1000~2000円、接着剤の場合は1箇所あたり500~700円です。

・タイルのひび
タイルにひび割れが見つかった場合はすぐに交換をしましょう。
ひび割れ部分には汚れが溜まるだけでなく、内部に水が入ってしまい接着剤やモルタルの耐久性が失われてしまいます。
補修費用は、タイルのみひび割れている場合は、タイルを交換となり1枚当たり500~1000円です。
中のモルタルまでひび割れてしまった場合は、左官作業が必要で、タイル交換費用の他に1㎡あたり1000~2000円の左官費用が掛かります。

優良業者を見分けるポイント

メンテナンスや点検は、優良業者に頼みたいですよね。
そこで、優良業者を見分けるポイントを紹介します。

・打診検査をする
打診棒という道具を使ってタイルの状態を確認する業者を選びましょう。
ころころと転がした時の音に違いでタイルやモルタルの劣化を判断します。
打診棒での検査は、経験や知識が必要なので、実績のある業者に依頼するのがおすすめです。

・タイル以外も見てくれる
タイルを使っている面積や部分にかかわらず、家全体をくまなく点検してくれる業者を選びましょう。
タイルでない外壁や雨樋などの付帯物、屋根などもまとめて点検してくれる業者かどうかも重要です。

・点検時の写真をくれる
点検時の写真をもとに現状と、今後どうするべきかの説明をしてくれる業者を選びましょう。
経年劣化はどんな家でもありますし、プロでないと気付かないような劣化もあります。
今後どうするかを一緒に考え、自分に合ったメンテナンス方法を選びましょう。

 

タイル外壁は、耐久性に優れていますが、メンテナンスも必要です。
ユーコーコミュニティー秦野支店は、タイル外壁だけでなく外壁に関する悩みや相談も受け付けています。
そろそろメンテナンスしたいけど、何から始めればいいのかわからないという時も、まずがご連絡ください。
無料点検をしたのち、状況に合わせてメンテナンス方法の提案をさせていただきます。

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