サイディング外壁の寿命とメンテナンスを行うタイミングは?

ユーコーコミュニティー秦野支店の坂本です。
新築物件で使われる外壁材には様々な種類がありますが、近年多く使われるようになってきたのがサイディング外壁です。
新築住宅の7割でサイディング外壁が使われていて、耐火性や耐震性に優れているだけでなくデザインが豊富なことも魅力の一つです。
今回は、サイディング外壁の寿命とメンテナンスを行うタイミングについてお話していきます。

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サイディング外壁の寿命は?

サイディング外壁の寿命は40年前後と長く、丈夫で長持ちするのが特徴で、優秀な外壁材ではありますがメンテナンスフリーの外壁材ではありません。
サイディングの外壁自体は、寿命が40年程度ありますが、外壁材の表面を覆う塗料は紫外線や雨風などの影響によって徐々に劣化していきます。
表面の塗装が劣化し、外壁が水を含むようになってしまうと外壁だけではなく、家の柱などが腐食してしまい強度も無くなってしまいます。

メンテナンスを行うことで、外観はもちろん、家を長持ちさせることもできるのです。
メンテナンスをしないまま放置してしまうと、寿命が縮んでしまうので、築年数や劣化症状の有無などをチェックしてメンテナンスを行うようにしましょう。

種類ごとに見るメンテナンス時期

サイディング外壁は、4種類あってそれぞれメンテナンスの時期が違います。

・窯業系サイディング
窯業系サイディングは、築年数7~10年でメンテナンスを行いましょう。
耐震性、耐火性に優れていることから、人気が高くサイディング外壁の中でも一番多く使用されています。
窯業系サイディングの材料には、セメントと木質系の繊維が使われていていて、表面に塗料が塗られています。
この塗装が劣化してくるタイミングが築年数7~10年のため、この時期に外壁塗装を行うのがおすすめです。

・金属系サイディング
金属系サイディングは、築年数10~15年でメンテナンスを行いましょう。
外壁の材料に金属素材が使用されているため、窯業系サイディングのように水を吸い込む心配がないのでメンテナンス時期を遅らせることができるのです。
しかし、外壁に傷がついてしまうとその部分からサビが発生してしまうので、築年数10~15年でメンテナンスを行うのがおすすめです。

・樹脂系サイディング
樹脂系サイディングは、築年数10~20年でメンテナンスを行いましょう。
外壁の材料に塩化ビニルが使用されていて、塩害が心配な地域の住宅に多く使われています。
施工費用が高額なこともあり、日本国内よりも海外の方が多く使われている外壁材です。

・木質系サイディング
木質系サイディングは、築年数8~10年でメンテナンスを行いましょう。
外壁の材料に天然木・合板などの木材が使用されているので、木のぬくもりを感じることができ温かみのある印象に仕上がります。
断熱性が魅力の外壁ですが、素材に木材を使用しているため、湿度の高い地域での使用は避けてください。
木質系サイディングの表面は、クリヤー塗装が施されています。
塗装が劣化してしまうと、木目自体も劣化してしまい木質系サイディングの魅力が半減してしまうので、メンテナンス時期を見逃さないようにしましょう。

サイディング外壁の劣化症状とは

サイディング外壁で起こる劣化症状をいくつか紹介していきましょう。
劣化症状がみられた場合には、メンテナンス時期でなくても早めにメンテナンスを行うのおすすめです。

・チョーキングと吸水
外壁を触った時に、手に粉がつく症状がチョーキングです。
紫外線の影響や築年数がたつことで塗料に含まれる油分が失われてしまうとチョーキングの症状が現れます。
この症状がある外壁に水をかけるとその部分に水のかかった跡が残るでしょう。
本来であれば、水を弾かなくてはいけませんが、表面の塗装が劣化したことで防水効果が失われ、外壁が水を吸ってしまっいるのです。
この状態は、塗装が劣化している証拠でもあるので、サイディング自体が劣化する前に外壁塗装を行いましょう。

・目地がひび割れている
外壁のつなぎ目にできる目地は、紫外線の影響を受けやすく、年数がたつことで縮みやひび割れなどの症状が出てきて、放置し続けるとボロボロになってしまいます。
目地がひび割れたりしてしまうと、外壁の内部に水が入り込みやすくなるの注意しましょう。

・サイディングの割れ
外壁材を固定するために釘が使われていますが、この釘の周辺はひび割れしやすい部分でもあります。
小さなひび割れは、外壁塗装で対処することができますが、0.5㎜以上のひび割れは、補修が必要となります。
ひび割れが大きくなってしまう前にメンテナンスを行いましょう。

メンテナンスが必要な理由

サイディング外壁は、寿命が長い外壁材ではありますが、それはメンテナンスを行った上での寿命年数です。
長持ちする外壁は、メンテナンスしなくても大丈夫と考えている方もいらっしゃいますが、定期的なメンテナンスは必要です。
メンテナンスしないまま放置してしまうと、劣化が進んで雨漏りしてしまうこともあります。
サイディング外壁内部まで水が入り込んでしまうと、外壁塗装などのメンテナンスではや対応できず、外壁の張替えが必要になってしまいます。
せっかく長持ちする外壁材を選んでも、メンテナンスを怠ってしまっては、かえって工事費用がかさんでしまうこともあるのです。
ムダな修繕費を出さないためにも、外壁チェックを行ってメンテナンス時期をも逃さないよいうにしましょう。

 

ユーコーコミュニティー秦野支店では、外壁に関する相談も受け付けています。
メンテナンス時期の相談や外壁塗装は、ユーコーコミュニティーは秦野支店にお任せください!

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